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翻訳書籍:成功の鍵を握るスポーツトレーニングの鉄則

ダン・クレザー著『成功の鍵を握るスポーツトレーニングの鉄則ーコーチングの落とし穴を避けるためにー』

「スポーツおける成功の鍵を握るトレーニングの鉄則、それは首尾一貫した継続性にある」
この単純明快なことが守れず、失敗する落とし穴にはまるコーチが少なくないのはなぜか?どうすれば、着実な成果を上げながらアスリートの可能性を最大限に引き出すことができるのか?

過負荷、漸進性、特異性、疲労、リカバリー、超回復、ピリオダイゼーション、ピーキング等々といったトレーニング理論の基本的な概念をひと通り学んだコーチや、トレーニング理論をこれから入門者用テキストで学ぼうとする、または学んでいる初学者は、本書を読むことで、従来のトレーニング理論の形式的な理解を超えた現実のコーチング実践におけるこうした概念の真の意味を深く知ることになる。

また、これまでの類書でほとんど語られることのなかった、収穫逓減、漸増率、最小有効負荷量、許容負荷、適応のキャパシティー、非適応的回復、有形の適応と無形の適応といった新たに提起されたさまざまな概念やモデルによって、スポーツトレーニングのダイナミズムをより深く多角的に把握することが可能となる。それをもとに自らのコーチングを見つめなおすことで、確実にこれまで以上に成果を出せる指導へとステップアップできるはずである。

著者は、英国ストレングス&コンディショニング協会(UKSCA)設立メンバーの1人であり、英国スポーツ研究所(EIS)のコーチとして多くのアスリートを指導し、オリンピックや世界選手権のチャンピオンを指導した現セント•メアリーズ大学教授のダン・クレザー。

訳者は、JATIトレーニング指導者テキスト理論編「体力トレーニング論」と実践編「長期的トレーニング計画」の著者でもある日本トレーニング指導者協会(JATI)名誉会長の長谷川 裕(エスアンドシー株式会社 代表)。
使い方
翻訳書籍「成功の鍵を握る スポーツトレーニングの鉄則:コーチングの落とし穴を避けるために」

A5判 258ページ

序章:トレーニングの鉄則    
        


1.トレーニング理論     

1.1. トレーニングのストレス-適応理論       

1.2. トレーニングストレスとは     

1.3. トレーニングのフィットネス/ファティーグモデル           

1.4. トレーニングのモデルとしてのプラクティス     

1.5. 有形の適応 vs 無形の適応

1.6. 主要なトレーニングのパラダイム         

 

2.私たちは何をトレーニングするのか?  

2.1. スキルとキャパシティー        

2.2 力を発揮する能力(キャパシティーとスキル)      

2.3 持久力(キャパシティー)          

2.4. モビリティー(キャパシティー)

2.5. 許容負荷     

2.6. 動作スキル  

2.7. 動作エコノミー(スキル)         

2.8. 意思決定(スキル)     

2.9. 期待できるもの:生まれか育ちか        

 

3. トレーニングの記述法

3.1. はじめに     

3.2. トレーニング様式と課題        

3.3. 量  

3.4. 強度

3.5. 休息と回復  

3.6. その他のトレーニング変数

3.7. ピリオダイゼーション?         

 

4.漸増性         

4.1. 漸増的過負荷            

4.2. 多様性とトレーニングの鉄則 

4.3. 最小有効負荷量        

4.4. 「後に取っておく」  

4.5. 量と強度の関係        

4.6. トレーニング課題における漸増性        

4.7. プラクティスにおける漸増性  

 

5.一般的なトレーニングのガイドライン

5.1. はじめに     

5.2. レジスタンストレーニング     

5.3. 持久的トレーニング

5.4. スピード、アジリティー、プライオメトリクス  

5.5. 柔軟性

5.6. 漸進性のためのガイドランはあるか? 

 

6.トレーニングの構造

6.1. トレーニングユニットの目的は何か?  

6.2. フレッシュネスと疲労            

6.3.  パレートの法則

6.4.  最大の間違い          

6.5. パレートの法則はトレーニング理論にどう関係するか?  

6.6. トレーニングの週間構造        

6.7. 事例:1600mランナーの週間トレーニング

6.8. トレーニングのフラクタル構造            

 

7.土台の構築

7.1. はじめに

7.2. パフォーマンス能力の構築

7.3. 「燃料タンク」        

7.4. パレートの法則の問題点        

7.5. グローブの手入れと燃料の充填

7.6. セッション開始時よりもいい気分で去る            

7.7. リカバリーセッションとはなにか?

7.8. ストレングストレーニングにおけるプラクティス            

7.9. オートレギュレーション        

7.10. 事例          

 

8.強化

8.1. はじめに

8.2. 漸増的過負荷の実践的適用     

8.3. 漸増率         

8.4. 波状型の負荷            

8.5. 適応のキャパシティー            

8.6. 波状型負荷のプラクティスに基づく説明            

8.7. 軽く始めよ  

8.8. ピークにかかわる問題

8.9. サイクルの長さはどれくらいが適当か?            

8.10. トレーニングへの没入          

8.11. オートレギュレーション       

8.12. 事例

 

9.スキルの学習            

9.1. はじめに     

9.2. スキル学習における一般的なものと特異的なもの            

9.3. ブロックプラクティスとランダムプラクティス  

9.4. 考えることは悪いこと

9.5. 制約主導学習

9.6. 試合で使うスキルの学習        

9.7. ダイナミックシステム理論についての(最初の)注意         

 

10.何をトレーニングするか?     

10.1. はじめに   

10.2. スポーツのニーズ分析          

10.3. アスリートのニーズ分析

10.4. 何が重要かを理解するための注意事項

10.5. トレーニング活動の選択       

10.6. トレーニング効果の転移       

10.7. 特異的トレーニングとは何か?

10.8.転移のための 閾値   

10.9. 一般的なものから専門的なものへ

10.10. 野獣になるためにトレーニングする?

10.11. ストレングストレーニングの特別な役割        

10.12. トレーニングの道具箱        

 

11.いかにトレーニングするか     

11.1. トレーニング計画   

11.2. 年間計画   

11.3. 週間計画

11.4. 月間(?)計画           

11.5. 事例

11.6. セッション計画       

11.7. アスリートのライフサイクル

 

12. 種目別トレーニング例           

12.1. はじめに    171

12.2. ボディビルディング

12.3. マラソン

12.4. ボート競技

12.5. スプリント

12.6. 太極拳       

12.7. 「アジリティー」   

 

13.リカバリー

13.1. リカバリーにおけるジレンマ

13.2. 蓄積するストレス   

13.3. 睡眠と日課

13.4. 栄養          

13.5. 自己管理   

13.6. その他のリカバリー戦略       

 

14.トレーニング強度の再考

14.1 強度とは何か?       

14.2. 覚醒レベル

14.3. 意図          

14.4. 正しい構えとは?

14.5. ピークとプラトー   

14.6. 追い込まないようにする       

14.7. いつやめる(休む)べきかを知る           

14.8. あなたの100%は私の100%と同じではない

 

15.心理学と周辺の人々  

15.1. はじめに

15.2. 忍耐

15.3. 「常に100%で」という神話と真のチャレンジ

15.4. 期待の持つ力と環境の重要性

15.5. 心配しすぎることとコーチの必要性   

15.6. 助けてもらうこと   

15.7. 決意することと始めること、そして失敗について          

15.8. 目標          

15.9. 好奇心は猫の利益を損ねる(過剰な好奇心は身を滅ぼす)

15.10. マージナルゲインの欺瞞性

16.いかに競うか

16.1. トレーニングと試合の関係   

16.2. やってきた準備を信頼する

16.3. 試合で競うためのトレーニング

16.4. 緊張感のコントロール          

 

17.いかにコーチするか  

17.1. はじめに   

17.2. 警告!(サポート)

17.3. スポーツ以外の生活の重要性を理解する(サポート)       

17.4. 優れた言葉かけをする(動作スキルの指導)       

17.5. 選手やエクササイズのせいにしない(動作スキルの指導)

17.6. 興味を持続させる(セッションの処方と監視)

17.7. アスリートを抑制すること(セッションの処方と監視)    

17.8. 技術的/戦術的アドバイス

17.9. 自分自身を大切にしよう       

結論      
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