(2) スピードの目標値が同じでも使用する重量は選手によって異なる | S&Cスポーツ科学計測テクノロジー スポーツパフォーマンス分析

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2018.05.30コラム
(2) スピードの目標値が同じでも使用する重量は選手によって異なる

(2)スピードの目標値が同じでも使用する重量は選手によって異なる

VBT実践シリーズ第二弾!!
【スピードの目標値が同じでも使用する重量は選手によって異なる】

動画はこちらからご覧下さい

これまでウエイトトレーニングは1RMに対しての%、つまり%1RMに基づいて、目的に合わせて負荷を設定する方法が用いられていました。

しかし、実はこの1RMは日々変動しており、週に最大で約15%も増減します。つまり1ヶ月数か月に1回測定した1RMに基づいて負荷を設定するのは適切ではなく、トレーニング効果を最大にするためにはやはりその日のコンディションや能力に合った負荷設定を行う必要があります。そのための指標として有効であると言われているのがウエイトの拳上速度です。
 このウエイトの挙上速度は、1RMが変動しても%1RMに対応する値は変わらないことが研究で明らかにされています(以前弊社が行った実験でトレーニング経験者2名のベンチプレスにおける%1RM毎の平均速度を調べた記事を投稿しております)。
 挙上速度を指標とすることで、日々のコンディションに合ったトレーニングを行うことができるのです。
 動画では、軽負荷でのパワー向上のトレーニング例として全力での拳上を条件に平均速度1.00m/sを出せる重量でのトレーニングを選手に指示しました。1人目は40㎏、2人目は30㎏を使用して約1.00m/s付近でトレーニングしました。
 この場合のコーチからの指示としては、選手ごとに使用重量を伝えるのではなく、チーム全体に「1.00m/sになる重さで」と言うだけです。
 これにより、日々のコンディションに合った負荷を設定でき、尚且つチームで目標を統一してトレーニングを行うことができます。